2009年02月06日

微量ミネラルと自然のバランス

自然のままの土壌や水中には、人体の生理作用に必要なカルシウム、

鉄、亜鉛、コバルト、マンガンなどの多くの種類の微量ミネラル

含まれています。

しかし、土壌の中のミネラルは、イオン化されて水に溶けていかな

いと、植物は吸収できないのです。それに対して、微生物にある有

機ミネラルの吸収は容易です。

私たちは、これらのミネラルを植物を通じて体内に吸収します。

あるいは植物をエサとして育った家畜や魚、野生動物を経由して吸

収します。

その大切な供給源である水や土壌が汚染されることで、土壌からミ

ネラルを吸収利用する微生物が死滅して、片寄った微生物相になっ

てしまったのですから、事は重大です。

水は、家庭や工場などを経由して、海に流れ込みます。

その過程でテンプラ油、洗剤、漂白剤、機械の洗浄剤、添加物など

ありとあらゆる汚染物質と化学物質が混入されて地球上を循環しま

す。膨大な量の汚染物質が確実に蓄積され続けているのです。

その蓄積物を除去するために、新たな薬品が開発され、さらに別の

種類の自然破壊活動を招くといった果てしない悪循環が続きます。
posted by ギガス at 14:24| Comment(0) | 農業問題と健康問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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